中性子科学センターの概要

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CROSS 中性子科学センターとは​

CROSS 中性子科学センターとは、J-PARCの「物質・生命科学実験施設(MLF)」内に設置された7本の共用ビームラインの利用促進を行うために、一般財団法人総合科学研究機構(CROSS)が運営する組織です。
主な活動内容は、共用ビームラインにおける利用者の募集・選定とそれに係るサポート、中性子線専用施設の設置計画の選定、産学連携の推進、利用情報等の提供や研究成果の発信、利用促進に関わる業務を行っています。
CROSS 中性子科学センターの扱う最先端の実験装置、それはJ-PARC MLFという実験施設に設置されている7本の共用ビームラインのことです。
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CROSSは、J-PARC MLF における共用ビームラインの共用を促進するという役割を*法律により規定されている機関であり、中性子科学センターはその役割に沿って利用促進業務を行っています。

CROSS 中性子科学センター職員のおよそ半数は研究者で構成され、利用支援活動に加えて自らも利用促進のための研究・開発を行っています。

これは、測定技術を高度化することや、先導的な利用分野を開拓するとともに、利用支援を行う登録機関自身がその利用に関する高い知見を有することが必須だからです。

CROSS 概要

名称

一般財団法人 総合科学研究機構

英字名

Comprehensive Research Organization for Science and Society (CROSS)

理事長

横溝 英明

所在地

茨城県那珂郡東海村白方162-1

設立認可

1988年11月10日

基本財産

10,000,000円

設立の目的

この法人は、つくば・東海地域を拠点として、国内外の研究・教育機関、民間企業、地域社会などと連携協力し、総合科学及び量子ビームの利用促進に関する事業を行い、文化及び先端的科学技術の発展に寄与することを目的とする。 (定款第3条)

監督官庁

事業 (定款第4条)
設立の目的

(1) 総合科学に係る調査研究及び成果の普及
(2) 量子ビームに係る先端的研究及び技術開発
(3) 量子ビームの利用に係る技術支援
(4) 量子ビームの利用に係る情報提供
(5) 量子ビームに係る外部連携と人材育成
(6) その他この法人の目的を達成するために必要な事業

機関誌

『CROSS T&T』(年3回)

業務概要